お問い合わせ

Blog
ブログ

2015.03.20
世界でいちばん貧しい大統領のスピーチで思うこと。


2012年、ブラジルのリオデジャネイロで開かれた国際会議で、世界で一番貧しいムヒカ大統領(南米ウルグアイ)の演説を元に作られた一冊。

給料の大半を貧しい人のために寄付し、公邸には住まず、農場で奥さんと暮らしているとのこと。

「より便利で、より豊かで、わたしたちは幸せになったのでしょうか」

「貧乏とは少ししか持っていないことではなく、無限に欲があり、いくらあっても満足しないこと」

会場の人たちは、小国の話にそれほど関心をいだいてはいなかったようでしたが、演説が終わったとき、大きな拍手が沸き起こったようです。

演説を意訳して子供もわかる表現、絵本になっているところもよかった。

#あや図書室